Let us know how it is going
2.‎1 記事を読む

怒っている子供に怒ってはいけない

怒っている子供にすぐに怒り、自分に従わせようとしたりすると、その子は無気力(何にもかまわなくなること)に陥ります。

子供は多くの感情を移動します。例えば、陽気、怒り、恐れ、泣く、悲しむなど。とても速く移動します。 子供は陽気に感じた後、急に何かに対して怒ったりします。

しかし、それに対してあなたが子供を怒ったりするのは公平ではありません。 子供は小さいですし、その子にとってあなたは巨人に見えるのですから。 あなたが彼にとって高さ8.5メートル、重さ数千トンに見えたらどうでしょう。

小さな子供があなたに怒ってこう言うとしましょう。「ああしろこうしろって言ってほしくないんだ。」 その返事として、とてつもなく大きな怪物であるあなたが、迫ってきてこう言います。「そんな口利いてんじゃねぇ!」 それから、その子をひっぱたこうとさえします。 あなたがこのようなことをしたら、子供は勝ち目などなく、とんでもない目に遭うのではないかと思うでしょう。

子供を誤って扱ってしまうと、簡単に怒りへと押し下げてしまうことができ、それからその子に怒ったりすれば、さらにその子を無気力まで押し下げてしまいます。

どうして子供は怒るのでしょう? 例えば、子供が何かを欲しがったり、何かをしようとしたり、何かを手に入れようとしています。 何らかの理由で、その子はそれを得ることができず、余計に試みます。 それでもまだ得ることができず、怒り出します。 それから、怒りながらそれを試み、それでも得ることができないと、その子は無気力になります。

ここによく起こる典型的な例があります。

子供がこう言います。「ママ、泳ぎに行きたい。」

ママが答えます。「泳ぎに行っちゃだめよ。」

すると子供は、「泳ぎに行かせてよ。 ジミー・ジョーンズが泳ぎに行くんだ。」

ママは怒って、子供に向かって怒鳴り始めます。「だめよ。泳ぎに行くことはできないわ!」

すると突然、その子は怒り出し、とても気分を害します。

そして今度はこう言います。 「でも泳ぎになんか行きたくなかったんだ。」 次に奇妙なことが起こります。 その子はこう言い始めます。「泳ぐことなんて嫌いだ。」 これは否認(何かまたは誰かに対する拒否、または否定)といい、幼年期に起こる可能性があります。 その子供はこのように考えます。「それが手に入らないのなら、忘れてしまったほうがいい。 そんなものいらない!」 これが普通の出来事として起こり始めることがあります。

例えば、その子は何かを得る、または行おうとし、できません。 その子は怒ります。 すると、その子は、最初からそんなもの欲しくなかったと言います。 そして、子供がこの否認のパターンにはまると、その子は単に何かが欲しいという思考を持つと、自動的に怒りを飛び越し、無気力になります。 その子は「泳ぎに行きたい。 泳ぎには行けない」という考えがでてきます。 これが素早くこうなります。「泳ぎに行きたい。 泳ぐのは嫌いだ。」 そして最終的に、自動的な否認に入ってしまいます。「暑くていい日だ。 もちろん暑い日に…泳ぐのは嫌だ。」

否認はとても素早く始まります。 考えることなくそうするのです。 彼は泳ぐことが嫌いな理由を説明しようとします。 そしてこう言います。「僕は泳ぐのが嫌いだ。 絶対泳ぎになんか行かない。」 それからこう言います。「僕たちの学校に男の子がいたんだけど、溺れそうになったんだ。」 しかし、最初は本当に泳ぎに行きたいと思っていて、本当にそうしたかったのです。 その子はそれを止められ、行けないといわれました。それから無気力となり、それを否認したのです。

ですから覚えておいてください。子供が怒った時にあなたが怒れば、その子は長期にわたる否認を経験するだろうということを。

あなたはこれを防ぐためにどうしたらいいか知っていなくてはなりません。

怒っている子供に対処する

あなたはこれまでに、あなたに対して腹を立てている子供に何かを教えようとしたことがありますか?

それはうまく行きません。

両親の通常の反応は、常に子供に対して怒ることでした。 ただし、それもうまく行きませんでした。

子供が怒っていても、その子供にうまく教える簡単な方法があるのです。 子供がしばらくの間怒っていたとします。 その子供にあなたの手を次から次へと触らせたり、あなたの鼻の先を触らせたりすれば、不思議にも嫌な気分はどこかに行ってしまい、もう怒っている子供とは話してはいなくなるでしょう。

どのように怒っている子供にあなたの手と鼻に触らせますか? 少し説得しないといけないと思いますが、その子に対して怒ってはいけません。 単にそう働き掛けてください。 じきにやるようになり、もう怒っていなくなります。 これで、その子に何かを教えることができます。

その黄金律は、決して怒っている子供に怒ってはいけないということです。

注意:続けるために、このコースの以前のステップすべてを完了しなければなりません。 あなたの最後の未完了のステップは
注意:不正確な答えがありました。 続けるために、をもう一度読んで、それから再びあなたの理解を試してください。